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水ぼうそう(水痘)ワクチン

 1才以上のお子さんが対象になります。抵抗力の落ちた白血病の患者さんでも接種出来るように作られているので、ほとんど副反応はありません。ただ、その分ワクチンの効果が弱く、ワクチンを1回接種しても20%(百人のお子さんにワクチンを接種して20人程度)に水痘(水ぼうそう)にかかります。そのため最近(平成24年4月小児科学会)では、水痘ワクチンの2回接種が推奨されるようになってきました。国立感染研究所からも同じような報告がされています。

 2回目の接種時期ですが、抵抗力をよりしっかり付けるために、1回目の接種後3か月以上あけていれば、早期に接種した方が良いと言われています。日本以外では、アメリカもヨーロッパでも2回接種になっています。感染力が強いにもかかわらず、日本ではワクチンの接種を受ける児が少ないために、いまでも流行しています。みずぼうそう(水痘)にかかりはじめの人と接触して2、3日以内にワクチン接種するとかからなかったり、かかっても軽くすんだりしますが、それでも流行してから接種した場合では、間に合わないことが多いものです。

 1歳になりMR(麻しん風しん混合)ワクチン接種後、できるだけ早く水ぼうそう(水痘)ワクチンがお勧めです。MRワクチンやおたふくかぜワクチンと同時接種もできます。水ぼうそう(水痘)ワクチン1回接種した人でも、接種後3か月以上たっていたら、2回目を接種するのがおすすめです。

 ここでは水ぼうそう(水痘)ワクチンに関して記載してあります。水ぼうそう(水痘)感染症についてはこちらです。

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